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アルコール依存症と私①:誕生日

私は誕生日が2つある。


1つは実際にこの世に生をあげた誕生日


1971年3月


もう一つの誕生日が、アルコールを飲まない生活を数える日。


今日で6歳になった。



2004年12月27日


県内のアルコール専門病棟へ入院。


この日は、朝から熱いお風呂に入り


自分の運転、自分の意思で一人病院へ向かった。


自分の家族には報告はしなかったけど


唯一、今回の入院に対し、背中を押してくれた


母親には連絡を入れた


私は、連日のアルコールで離脱症状が酷かったけど


母親と二人、ワーカーとの面談が終わり


医師との話しになった。


この時点で3回目となるドクターKとの会話


「年末に入るからプログラムがありませんので、年明けに来たらどうですか?」って・・・


年末年始の連休に恐怖を感じていたわけだから、事情を話し即日入院を決めてもらった。


そんなわけだから、入院の準備もなく、いきなり病棟へ移動して・・・


実は、あまり鮮明には覚えていない部分も多く初日は気分が悪く寝ていたような気がする。


ろくに食事も採れずただ気持ち悪くて離脱の真っ只中にいた。


この日は入院時に買わされたASKの「アルコール依存症を知る」を手に


朦朧とした状態で浅すぎる眠りについたと思う。


つづく。

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