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アルコール依存症と私④:入院の中で

2011年01月24日(月) 20時03分30秒 テーマ:アルコール依存症と私


年明けて仕事の復帰が決まり、かなりの安心感を持っての初ミーティングがあり ちょっぴり「先」が見えてきたところで、入院のプログラムがいよいよ始まった。 実は、内容まではあまり覚えていない。 まずは、「院内例会」。 入院している仲間?と、院内のワーカーさんとで近況報告みたいなノリで 言いっぱなし、聞きっぱなしのミーティングを行う。 はっきり言って!入院しているのに「近況報告」もなにもありゃしない 退院後や病院から外出してミーティングに参加したときに向け、慣れておくことが 目的だったんでしょうね 病気の辛さや、心の中の話など出てくるわけもなく・・・ 勉強会もあったっけ 「社会資源」。生活保護のシステムや条件の話などあまり詳しくはやらないけど 自助グループも社会資源の一つだし 知っておけば何かに役にたつであろう知識の勉強。 あとは、お決まりの「ビデオ鑑賞」。 まぁよくある話だけどね 免許センターで見る事故の現場みたいやつ。 アルコールの危険性や事故や事件などに触れた内容だった。 居眠りしている人がほとんどだったけど、なぜかおいらはよく見てたな 「飲み続ければ、いずれこうなったに違いない」・・・と。 この頃から、食欲も旺盛になり1日の3食では足りず、昼間のうちにスーパーでお買い物。 病院の目の前にスーパーがあって、許可をもらって買い物に出る。 帰ってきたら検査される。おいらがひっかかった食べ物は・・・ なんと「ふりかけ」。商品の裏に表示してある「材料」に「みりん」が入ってるからダメです・・・と はぁ?この前は大丈夫だったのに~ってかさ ふりかけの中のみりんがダメだっておかしいんじゃないの??? まぁ厳密に言えばさ みりんにはアルコール使うんだろうけどね それで飲酒欲求でも出たら大変だしね病院の中で・・・ そのスーパーには酒屋も入ってるから、何人か飲んでヘロヘロになって帰ってきた人もいるそうな 隠し持って寝しなに飲んでしまって、それがばれて強制退院とかね 「お酒をやめたい」願いを込めて入院している人もいれば、やめるきゼロの人もいるからね なかなか面白い環境ではあるかな つづく。


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